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2023.10.05
月見里智弘監督、綾奈ゆにこ、武井宏之による三者スペシャルQ&A公開!
放送開始を記念して、月見里智弘(監督)、綾奈ゆにこ(シリーズ構成)、武井宏之(キャラクター原案・メカニック原案)による三者スペシャルQ&Aを公開!
【本作に携わることになった経緯をお教えください。】
◯月見里智弘コメント
プロデューサーから「ビックリマン」を題材にしたアニメの企画を提案され、最初はTVシリーズ「ビックリマン」(1987~1989年放映)の続編の制作かと思いましたが、オリジナル作品と知って緊張しました。歴史のあるビッグコンテンツでファンの方も多いですから。責任重大と感じると同時に、いまこのコンテンツを世に出す意味を考えてワクワクしました。
◯綾奈ゆにこコメント
キャラクターを魅力的に描ける人、ということで声をかけていただきました。「ビックリマン」の存在は、「たまにコンビニで見かけるな」と作中のヤマトと同じくらいの認識で。知識0からのスタートでしたが、「令和のビックリマン」として新しい作品を作るにあたり、先入観なくシールと向き合えたのは良かったかもしれません。
◯武井宏之コメント
最初はシンエイ動画45周年での企画とだけ聞かされていたので、それが「ビックリマン」を題材にした作品だとわかったときには、自分の特技を最大限活かせる題材なので「やった!」と思いました。
【もともとのプロットは「学園もの」だったところ、武井先生から「コンビニ」を舞台にしたほうが良いのでは?とのアイディアが出たそうですが?】
◯武井宏之コメント
「ビックリマン」を買う場所はどこだろう? そう考えたときに、昔だったら駄菓子屋なんでしょうけど、いまだとコンビニになると思います。「学園もの」には視聴者が共感しやすいという利点がありますが、誰もが日常的に利用するコンビニもまた、共感を得やすい舞台ではないかと考えたんです。……余計なことを言っちゃったかな、とは思ったんですけどね(笑)。
◯月見里智弘コメント
「学園」を舞台にしたシチュエーションコメディというアイデアは、今にして思えば少し安直でした。わずかにぎこちなさを感じながら進める中、武井先生にご挨拶へうかがった際に、先生との会話が突破口となりました。先生から様々なご助言を頂いた後は、「三億枚事件」を始めとした、より「ビックリマン」らしさのある設定やアイデアが次々と生まれました。
◯綾奈ゆにこコメント
コンビニは老若男女利用するので色んなお話が出来るし、若神子がたむろしててもおかしくない(笑)。同時に、ビックリマンチョコが売ってる世界なら、シールそのものを出せるというのが大きかったです。それまでは、若神子とシールは同時に存在出来ないと思い込んでいたのですが……おかげで、現代に生きる自分たちの話が出来るなとか、「シールで変身していいですか!?」とか、いっきにイメージがわきました。
【制作段階でこだわった点をお教えください。】
◯月見里智弘コメント
本来は貼って遊ぶことを目的に作られたシールなのに、貼ってしまったらコレクターズアイテムとしての価値が落ちてしまうから貼れないというビックリマンシール。武井先生は、それを美術品としての日本刀に例えられていましたね。本作でもその倒錯性から、貴重なシールを使って合神するときには、キャラクターによっては少し切なそうな表情をさせていたりしています。
気づかないかもしれませんけど(笑)
そうしたキャラクターたちのシールに対する愛情や感情の機微まで観ていただけたら、と思います。
◯綾奈ゆにこコメント
シールに関していえば、それを好きな人、興味ない人、価値があるから集めている人……と様々なスタンスの人を出すようにしました。視聴者の方も様々な立場からご覧になると思いますし、価値観の違いは本作のテーマのひとつです。
◯武井宏之コメント
今回のキャラクターたちは、元となる絵(シール)から発想しています。元絵は見た目のアイコンがしっかり決まっているので、そこは忠実に守りつつ、あとは本作のキャラクター性をピックアップして自由にやらせてもらいました。「ビックリマン」に詳しい人が見たら、“見た目のアイコン”をどう使っているかわかってもらえるんじゃないでしょうか。
【本作の見どころをお教えください。】
◯月見里智弘コメント
公式のシールの設定を大事にしつつ、そこに新しい解釈を加えて本作を制作しています。
「ビックリマン」の解釈は人それぞれかと思いますが、みんなで一緒に楽しんでもらえれば、と思っています。癖強で個性派揃いなキャラクターたちは性格や行動がバラバラですけど、彼らが苦悩したり奮闘したりする生き様には共感できるポイントが多いと思います。
終盤につれてビックリな展開がもりもりなので毎週お楽しみに見ていただけたら幸いです。
◯綾奈ゆにこコメント
私は「ビックリマン」のブームから世代的には離れていますが、本作に携わって、「ビックリマン」の素敵さに気づきました。このアニメが「ビックリマン」ワールドへの入り口になればいいな、と思っています。また、今だからこそのテーマを盛り込んでいるので、そこも見どころでしょうか。のんびり楽しくご覧いただければ幸いです。
◯武井宏之コメント
「ビックリマン」のいちファンとして、いち視聴者として、みなさん同様に楽しみたいと思っています。ちゃんと裏側まで考えて、ひとりひとりキャラクターを大事に作りましたので、好きになってもらえたらうれしいですね。
【本作に携わることになった経緯をお教えください。】
◯月見里智弘コメント
プロデューサーから「ビックリマン」を題材にしたアニメの企画を提案され、最初はTVシリーズ「ビックリマン」(1987~1989年放映)の続編の制作かと思いましたが、オリジナル作品と知って緊張しました。歴史のあるビッグコンテンツでファンの方も多いですから。責任重大と感じると同時に、いまこのコンテンツを世に出す意味を考えてワクワクしました。
◯綾奈ゆにこコメント
キャラクターを魅力的に描ける人、ということで声をかけていただきました。「ビックリマン」の存在は、「たまにコンビニで見かけるな」と作中のヤマトと同じくらいの認識で。知識0からのスタートでしたが、「令和のビックリマン」として新しい作品を作るにあたり、先入観なくシールと向き合えたのは良かったかもしれません。
◯武井宏之コメント
最初はシンエイ動画45周年での企画とだけ聞かされていたので、それが「ビックリマン」を題材にした作品だとわかったときには、自分の特技を最大限活かせる題材なので「やった!」と思いました。
【もともとのプロットは「学園もの」だったところ、武井先生から「コンビニ」を舞台にしたほうが良いのでは?とのアイディアが出たそうですが?】
◯武井宏之コメント
「ビックリマン」を買う場所はどこだろう? そう考えたときに、昔だったら駄菓子屋なんでしょうけど、いまだとコンビニになると思います。「学園もの」には視聴者が共感しやすいという利点がありますが、誰もが日常的に利用するコンビニもまた、共感を得やすい舞台ではないかと考えたんです。……余計なことを言っちゃったかな、とは思ったんですけどね(笑)。
◯月見里智弘コメント
「学園」を舞台にしたシチュエーションコメディというアイデアは、今にして思えば少し安直でした。わずかにぎこちなさを感じながら進める中、武井先生にご挨拶へうかがった際に、先生との会話が突破口となりました。先生から様々なご助言を頂いた後は、「三億枚事件」を始めとした、より「ビックリマン」らしさのある設定やアイデアが次々と生まれました。
◯綾奈ゆにこコメント
コンビニは老若男女利用するので色んなお話が出来るし、若神子がたむろしててもおかしくない(笑)。同時に、ビックリマンチョコが売ってる世界なら、シールそのものを出せるというのが大きかったです。それまでは、若神子とシールは同時に存在出来ないと思い込んでいたのですが……おかげで、現代に生きる自分たちの話が出来るなとか、「シールで変身していいですか!?」とか、いっきにイメージがわきました。
【制作段階でこだわった点をお教えください。】
◯月見里智弘コメント
本来は貼って遊ぶことを目的に作られたシールなのに、貼ってしまったらコレクターズアイテムとしての価値が落ちてしまうから貼れないというビックリマンシール。武井先生は、それを美術品としての日本刀に例えられていましたね。本作でもその倒錯性から、貴重なシールを使って合神するときには、キャラクターによっては少し切なそうな表情をさせていたりしています。
気づかないかもしれませんけど(笑)
そうしたキャラクターたちのシールに対する愛情や感情の機微まで観ていただけたら、と思います。
◯綾奈ゆにこコメント
シールに関していえば、それを好きな人、興味ない人、価値があるから集めている人……と様々なスタンスの人を出すようにしました。視聴者の方も様々な立場からご覧になると思いますし、価値観の違いは本作のテーマのひとつです。
◯武井宏之コメント
今回のキャラクターたちは、元となる絵(シール)から発想しています。元絵は見た目のアイコンがしっかり決まっているので、そこは忠実に守りつつ、あとは本作のキャラクター性をピックアップして自由にやらせてもらいました。「ビックリマン」に詳しい人が見たら、“見た目のアイコン”をどう使っているかわかってもらえるんじゃないでしょうか。
【本作の見どころをお教えください。】
◯月見里智弘コメント
公式のシールの設定を大事にしつつ、そこに新しい解釈を加えて本作を制作しています。
「ビックリマン」の解釈は人それぞれかと思いますが、みんなで一緒に楽しんでもらえれば、と思っています。癖強で個性派揃いなキャラクターたちは性格や行動がバラバラですけど、彼らが苦悩したり奮闘したりする生き様には共感できるポイントが多いと思います。
終盤につれてビックリな展開がもりもりなので毎週お楽しみに見ていただけたら幸いです。
◯綾奈ゆにこコメント
私は「ビックリマン」のブームから世代的には離れていますが、本作に携わって、「ビックリマン」の素敵さに気づきました。このアニメが「ビックリマン」ワールドへの入り口になればいいな、と思っています。また、今だからこそのテーマを盛り込んでいるので、そこも見どころでしょうか。のんびり楽しくご覧いただければ幸いです。
◯武井宏之コメント
「ビックリマン」のいちファンとして、いち視聴者として、みなさん同様に楽しみたいと思っています。ちゃんと裏側まで考えて、ひとりひとりキャラクターを大事に作りましたので、好きになってもらえたらうれしいですね。